- いじめを受け続けた→仕返ししたい
- 恋人を略奪された→奪い返したい
- 金を騙し取られた⇒犯人が憎い
…などなど
人は色々な「恨み」を持って生きている。
“恨みの記憶”は、あなたを「過去の空間」に閉じ込める
しかし、“恨みの記憶”は人を「奴隷状態」にする。
人は「恨み」に捕らわれると、身動きができなくなるのだ。
…毎日、毎日、恨みが頭から離れない。
“恨みの記憶”を分解しない限りこの苦しみは続く。
恨みを忘れる為に、どのようなキレイ事を自分自身に言い聞かせようとも状況は改善しない。
なぜなら“恨みの記憶”によって、あなたは「過去の空間に閉じ込められたまま」だからだ。
あなたの「恨み」は敵にエネルギーを与える
一方、あなたを閉じ込め、あなたを「奴隷状態」にしたその憎き相手は、あなたの恨みに寄生して、えんえんとエネルギーを奪い続ける。
不思議なことに邪悪な人間にとっては、「恨み」や「怨念」はまたとないエネルギー源になるのだ!
こうしてあなたの恨みは、敵にエネルギーを与え続けてしまう。
しかし、やはり「恨みを晴らす」しかないのか!?
だから、本当は恨みなど忘れてしまった方が良いのだ。
少なくとも恨みに囚われずに生きることが必要だ。
しかし、なかなかそれは難しい。私達は仙人ではないのだから。
そうであれば、やはり「恨みを晴らす」事によって、恨みから解放されるしかないのではなかろうか?
相手に天罰を与え、罪の償いをさせ、自分の気持ちをスッキリ整理するしかないのではなかろうか?